後だし
その業界では極々当たり前に使われている用語でも、そこに身を置いた事が無い者にとっては、おおよその意味は判っても、詳細まではわからない。
そんのな事って間々ありますよね。
自分が最近した経験は、給与振込に関して。
自分の知識の無さから、インターネット上のセキュリティをそれ程信頼していない為、ネット上の給振は使用せず、金額を書いた用紙を銀行の指定通り、振込日の2営業日前の午後1時迄に持参しています。
大概は、当日ではあわただしい為、3営業日以上前に持参しているのですが、今回は締切日となってしまい、かつ、締切時間に間に合わず時間外に。
通常、時間に間に合っていれば給料日の朝一から従業員は下ろせますが、遅れたため、行員から
『午前中には間違いないが朝一には出来ない事を了解してください。給振では無くサキフリになります』
との事。それは、原因が自分なので、戻ってから従業員へその旨を話、了解を得る。
今回の話はこの後で、預けた日はそのまま帰り、翌々日に領収書代わりのその用紙をもらったら、何と振り込み手数料が給振契約手数料の4倍。
具体的には、その銀行の「窓口利用振込手数料」と同額だったのです。それが(金額的には)『サキフリ』の意味だったのです。
自分に都合よく、その意味を振込日の前日(先)に処理(振込)をかけるから、手数料が安い分、朝一は無理だけど午前中に、と解釈していました。
ちゃんと説明していてくれれば、給料日の前日にATMから振り込んだ方が、振込手数料は半分で済んだのに・・
事が終わってから結果が判る。いわゆる「後だし」って、自分の確認不足を認めつつも本当に気分が悪いですね。
たまに見聞きする話で、修理は確かに頼んだが、事前に金銭的な話をせずに、了解を得ぬまま頼んでいない箇所の交換修理をし、気持ちよくメンテをやってくれた(無料)と思っていたら、当初の見積と違う、と。それまでのその方への「良い人」のイメージから「もうここには頼まない」とブルーになることが。
相手も悪気は無いのでしょうが、これでは、「サキフリ」の2文字目に濁点を付けたくなってしまう・・(少々言い過ぎか)
ちなみに、その銀行は弊社HP掲載の取引銀行ではありません。念のため。
尚、前回記載の展示会での入場制限ですが、運営上の不備をメーカーも認めておりますが、お客様の特定が出来ない事もあり、今回は救済出来ない事と合わせお詫び致しております。
第二回目の今回が大変な良い反響があった事で、メーカー側も今のところ、今回の経験を踏まえた上で来年も行う予定でおります。
是非これに懲りず、次回開催の際には、またご案内致しますので、ご来場賜れればと存じます。宜しくお願い申し上げます。