新コーナーの予感
12年前に、あまりに加速度の付いた環境の変化の為にドッグイヤーと言われた干支が、数日後に迫ってきました。その2年後には、世の中の急速なIT化も手伝ってマウスイヤーと言われ、外資の圧倒的な資金力等から、これからの日本はどうなるのか、と不安を掻き立てられる報道や会話が毎日だったように思います。
更にその間の様々な規制緩和によって、経済的にはさらなる弱肉強食・合併・淘汰などが追い討ちをかけ会社は永遠と言う概念を無くし、それを理由にした(詐欺行為は論外ですが)計画性の無い購買による不払いや、会社(実は自分の立場)を守る為の心無い行為等を当たり前の事としていられる似非社会人・似非経営者の存在。
時代は昔には戻りませんが、日本人としての心持ちだけは昔のままでいられれば、と思います。今年もこの『日誌』コーナーをお読み頂き有難うございました。日誌と言いながら、拙い不定期な『雑感』でしかなく、最近書いてないね、とご指摘を受けることも度々でお恥ずかしい限りです。準備が整い次第、『日誌』コーナーの代わりに新コーナーを立ち上げたいと思っています。そちら「は」ご期待下さい。
今年一年お世話になり本当に有難うございました。皆様にとりまして今年は如何でしたでしょうか。南信堂としては、従業員共々年を越せる以上はまずは良しと思っています。マイナーな話かもしれませんが、さだまさしの曲の詩の中で「小さなハズレは当たりの貯金。いつかはドーンと大当たり。」と言うのがあったかと思います。皆様の来年にも「ドーンと大当たり」が来ることを祈念し、今年は当コーナーを終わらせて頂きます。是非、来年も変らぬお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。